DesertWind・ニュースレター September, 2025

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私が弱い時にこそ私は強い

 

LVJCC 牧師:鶴田健次

しかし主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」と言われました。ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(Ⅱコリント12:9)

パウロがⅡコリント12章で告白している「弱さ」とは、私たちが避けたい現実そのものです。彼は自分に与えられた「とげ」について語ります。それが何であったのか明確には書かれていませんが、彼の人生を苦しめるものでした。

彼は三度も、「これを取り去ってください」と祈りました。けれども神の答えは、「わたしの恵みは、あなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れる」でした。私たちの常識は、弱さがなくなることを祝福と考えます。しかし神の視点は異なります。

「弱さがあるからこそ、そこにわたしの力が宿る」と語られるのです。私はこの夏、大動脈弁置換手術を受けました。全身麻酔から目覚めたときに待っていたのは、胸を突き刺すような痛みと、呼吸さえままならない現実でした。

手足を動かすことも、起き上がることもできない「無力な存在」である自分を突きつけられました。その中で、パウロの言葉が現実のものとなったのです。

 ①弱さを認めるとき、神の力が働く

人は誰しも、自分の弱さを隠そうとします。社会の中では、強さや能力、成果こそが評価されるからです。しかし、聖書は逆の視点を示します。弱さを認めるときにこそ、神の力が働くのです。パウロは自分の弱さを恥じず、むしろ証しとして語りました。

彼が宣教の旅を続けられたのは、自分の力ではなく神の力により頼んだからでした。私も手術の後、その真理を痛感しました。ベッドに横たわるしかない自分。誰かの助けがなければ、生活の最も基本的なことすらできませんでした。

そこには情けなさや悔しさもありましたが、同時に、神がすべてを支えてくださる確信が与えられました。家族の温かな介護、医師や看護師の尽力、教会の皆さんの祈り――その一つ一つが、神が働いておられる証拠でした。

弱さのただ中でこそ、神の力を鮮やかに体験できるのです。信仰とは、自分の力で立ち続けることではなく、「神に委ねること」なのだと深く教えられました。

 ②恵みは常に「十分」である

主はパウロに「わたしの恵みは、あなたに十分である」と語られました。この「十分」という言葉は、どんな状況にも欠けることなく適用される真理です。私たちは「病が癒やされたら十分」「困難が去れば十分」と条件をつけがちです。しかし神の恵みは、状況が変わらなくても、そこにおいて常に完全に注がれているのです。

私は術後の病室で、夜中に痛みで眠れないことが何度もありました。「もう限界だ」と思う瞬間もありました。しかし、祈ると不思議な平安が心を覆いました。呼吸が苦しくても、一息ごとに神が支えてくださるのを感じました。メールやテキストで送られてくる皆さんからの励ましの言葉は、私にとって「恵みは十分である」という神の証拠でした。

恵みとは、困難を取り去る力ではなく、「困難を生き抜く力」を与えるものです。だからこそ、私たちはどんな試練の中でも「主よ、あなたの恵みは十分です」と告白できるのです。

 ③弱さを誇る生き方へ

パウロは最後に「だから私は自分の弱さを誇る」と語ります。これは逆説的ですが、信仰の核心です。人は普通、誇るのは自分の実績や能力です。しかし信仰者は、弱さの中にこそ神の力が現れることを知っているので、弱さを誇ることができるのです。私も今回の経験を通して、自分の限界や小ささを隠す必要はないと悟りました。

むしろ、その弱さを証しとして語るときに「神が生きておられる」ことを伝えることができます。私たちは完全な存在ではありません。いろいろな弱さを抱えています。

しかしその中でこそ、神の力が働き、周囲の人々に主の栄光が現されるのです。クリスチャンは「自分が強いから証しできる」のではなく、「弱くても神に支えられて生きている」という事実を証しするのです。

「私が弱い時にこそ、私は強い」――これは逆説ではなく、信仰の奥義です。私たちは弱さを隠さずに、むしろそこに働く神の力を誇りとして生きる者とされているのです。



日本里帰り旅行 2025』

 

証し:バンクス・香織

ハレルヤ、主のみ名を賛美いたします。今年の夏、7月中旬から3週間半程、日本の母と双子の姉に会いに帰る事ができ感謝しています。今回の日本里帰り旅行トップ5を子供達と一緒に話しました。

 第5位:鹿児島

知覧特功平和会館見学といとこ親子、おじさん、おばさんとの再会が目的で鹿児島に行きました。知覧は鹿児島県南側に位置し、羽田空港から鹿児島空港は約2時間で到着しました。

この特功平和会館は、第二次世界大戦末期の沖縄戦において、特攻という作戦で、爆装した飛行機もろとも艦隊に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊隊員の遺品や関係資料が展示されています。又、語り部の方が特攻の歴史背景と特攻隊員の遺書、手紙などの特色について話して下さいました。

そして、『国を思い、家族を思って、南の空に消えた若者達がいた事を覚えていてほしい』というメッセージでした。又、私の独学ですが、日本は自国のためだけでなく、スペインやポルトガルによる植民地となってしまっていたアジアの国々の独立のためにも戦ったのだと思います。

鹿児島は母の生まれ育った町で、叔父、叔母、いとこにも久しぶりに会う事ができ、子供達とお墓参りもできて感謝でした。

 第4位:温泉

今回は温泉に四か所行き、全てよかったのですが、特に驚いたのは、鹿児島市内にある「温泉ホテル中原別荘」でした。こちらの温泉は深度800メートルより湧き出している源泉100%掛け流し温泉です。深度800メートルの地層は「四万十層群」と呼ばれ、砂岩粘板岩層の集まった幅広い地層の割れ目の中にある雨水がマグマに熱せられたものだそうです。

地上に降った雨水がこの地層に達するのに1000年以上もかかるそうで、そんな長い年月をかけて集まった雨水が温泉水として、使われているということは大変な驚きでした。

 第3位:キッザニア東京

キッザニアは楽しみながら社会の仕組みを学ぶことがきでる「子供が主役の街」で、本格的な設備や道具を使って、大人のように色々な仕事を体験することができます。

娘達が今回体験した仕事は、クレープ屋さん、レンタルカー屋さん、お客様からオーダーされたパソコンを組み立てる仕事やCMタレントなどでした。子供達はこの子供のために作られた大きな体験型の街がとてもユニークで楽しいので好きだということでした。

 第2位:福井県立恐竜博物館

娘のジュエルは恐竜が好きという事と、この博物館が世界三大恐竜博物館の一つと言うので行く事にしました。福井で発見された5種『フクイラプトル』『フクイベナートル』『フクイサウルス』『コシサウルス』『フクイテイタン』の恐竜5種を含む計50体の恐竜の全身骨格が展示されていて、興味深かったです。

又、テイラノサウルス・レックスの頭骨を組み立てたり、専門の道具で恐竜の歯のレプリカを取り出す「化石クリーニング」、CT画像で化石の内部を見る「CT化石観察」や恐竜化石が発見された地層を見ながら、化石発掘が実際できたのは楽しい体験でした。

 第1位:三鷹の森ジブリ美術館

東京井の頭公園の森の木々に囲まれた地上2階、地下1階の建物で、「となりのトトロ」「もののけ姫」などのアニメーション映画を製作した、スタジオジブリの作品世界を体験できる美術館です。常設展示室「映画の生まれる場所」に展示されていた手描きの絵の数々と地下1階にある映像展示室の短編アニメーションに特に子供は興味を示していました。

今年はちょうど母が通っているシロアム教会の30周年の記念礼拝がありました。鈴木啓之先生に来賓の先生方や多くのメンバーも集まり、開拓30周年がお祝いされました。

神様の恵みによりこの夏も子供達と一緒に多くの体験をし、母と姉夫婦に会わせていただいた事を主に感謝し、すべての栄光を神様にお返しいたします。

「主よ、栄光をわれらにではなく、われらにではなく、あなたの慈しみと、まこととのゆえに、ただ、み名にのみ帰してください。」(詩篇115:1)

 


編集室・気まま便り

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。」(第一テサロニケ5:16-18)

このみ言葉を愛称聖句に選ぶ人々が多いです。短い中にクリスチャンとしての生き方の大事なポイントが書かれています。そしてこのようでありたいと思わされます。韓国ではこの聖句を「3つの真珠」と呼んでいるそうです。

昔、初めてこのみ言葉を聞いた時は、新しいカナダでの生活で悪戦苦闘していたので、「とても今はこのようにはなれない」と一瞬否定的になりましたが、後日全知全能の神様がいつもついていてくださるという事を信じて日々を過ごしたら、現実がどうであれ、このみ言葉のように生きる事ができるようになりました。MN

 



 

LVJCC キリスト教 Q&A

 

Q なぜ神は6日かけて天地を創造されたのですか?

 

A   聖書の冒頭を見ると、神が天地万物を創造されたことが記されています。全能の神であれば、一瞬にして宇宙を完成させることもできたはずですが、聖書は「神は6日間かけて世界を造り、第7日に休まれた」と教えています。なぜ神はわざわざ時間をかけられたのでしょうか?聖書を通してその理由と目的を見ていきましょう。

 ① 私たちに秩序を示すため

創世記1章を見ると、神はまず光と闇を分け、大空と地を造り、植物を芽生えさせました。そして次に太陽や月、星を置き、鳥や魚、動物、最後に人間を造られました。

つまり、最初に「舞台」を整え、そのあとに「命」を満たしていかれたのです。神は無秩序に働かれる方ではなく、すべてに目的をもって調和を与えるお方であることが、この順序から分かります。

 ②私たちに「生きるリズム」を教えるため

神は6日間働き、第7日に休まれました。これは神が疲れたからではなく、人間に「働きと休みのリズム」を与えるためでした。毎日働き続ければ心も体も壊れてしまいます。だから神は、休みを取り、神に心を向ける日を設けるようにされたのです。聖書の「安息日」は、神の祝福を味わうための恵みのしるしでした。

 ③ 人間に神を示すため

もし神が一瞬で世界を造られたなら、私たちはその過程を知ることができませんでした。しかし、神はあえて段階を踏まれることで、ご自身のご性質を表されました。

光を造られたときには「神は光であり、暗闇にはいない」ことを示し、命を満たされたときには「神こそ命の源である」と教えられました。神の創造は、私たちがその背後にある神の心を理解できるようにされたのです。

 ④人生の意味を映し出すために

聖書の中で「一日は千年のようであり、千年は一日のようです」(Ⅱペテロ3:8)と語られているように、創造の6日間は人間の歴史を映し出していると考えられます。働きの日々のあとに「休み」があるように、人生の歩みのあとには永遠の安息があることを指し示しています。神の創造の物語は、私たちに人生の目的と行き着く先を示すしるしでもあるのです。

 ⑤神の愛の現れ

神は一瞬でなく、時間をかけて世界を造られました。これは神が力不足だからではありません。むしろ、私たち一人ひとりが「神の御業を見て、神を知る」ことができるようにされたのです。

 あなたへの招き

神は、あなたの存在も偶然ではなく、ご計画の中で造られたと聖書は語ります。神はあなたを愛し、人生に意味と目的を与えたいと願っておられます。しかし私たちは神の御心に反し、罪の道を選ぶことで、神との断絶を招いてしまいました。神はその問題を解決するために、ご自分の独り子イエス・キリストを世に遣わされました。

キリストは十字架で私たちの罪を背負い、死からよみがえられました。それは、あなたが神と和解し、本当の安息に入るためです。天地を6日間で造られた神は、今もあなたの人生を新しく造り変えることがおできになります。

もしあなたが心を開き、イエス・キリストを信じるなら、神が備えられた「永遠の安息」にあずかることができるのです。

 


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