彗星の存在は地球が若いことを示す
太陽系内に彗星が存在するという事実を見てみましょう。
彗星とは、太陽系のはるか彼方からやってくる1~10kmほどの氷塊のことで、その80%が水、残りの20%は一酸化炭素や二酸化炭素などの気体と砂粒また塵でできています。公転軌道は太陽の周りを回りますが、太陽を中心に回っているわけではありません。
彗星は、写真を見ると、尾を引いていますが、それは太陽の近くを通り過ぎるとき、太陽風(太陽からの放射線)に表面を吹き飛ばされるために、その粒子が太陽に照らされ、尾を引いているように見えるのです。有名なハレー彗星は、大きな長い楕円形を描いて太陽の周りを回っていますが、76年ごとに太陽の近くを通過するので、その尾を引く光景は地球からも観察できます。
また、彗星はその尾が出ている方向と反対の方向に進んでいると勘違いをしている人も多いですが、実は進行方向はまったく関係なく、尾は太陽の反対側に向かて伸びています。そして、この尾を引くときに、自分の持つ物質を発散するので、年月が経てば経つほど、彗星は小さくなっていきます。
では彗星は、どのくらいの期間で小さくなり、なくなってしまうのでしょうか。彗星は最大で10万年程度、またほとんどの彗星は1万年程度でなくなってしまうという計算結果が出ています。ですから、もし進化論者の言うように太陽系の年齢が45億年もあるとすれば、今なお太陽系内に彗星が存在するという事実は、説明がつきません。
それで進化論学者たちは、太陽系のはるか端のほうの地球からは観測できない所に「彗星のもとになるものが存在しているのだ」という仮説を考え出しました。そのような仮説でも立てなければ、彗星が今も存在するという事実を説明できないからです。
しかし、「彗星のもとになるもの」は観測されたことがなく、また理論的にもそのようなものが存在するというのはあまりにも理解し難いことです。つまり彗星が今もなお存在している事実は、太陽系がきわめて若いことを示している重要な証拠だと創造論者は考えているのです。
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