なぜ贖罪が必要なのでしょうか。それは、神が聖で、私たちがそうではないからです。私たちの罪の問題と解決法を示す聖書の御言葉を通して贖罪のアウトラインを見ていきたいと思います。
1. 神 - 義の標準
A. 神は聖(1サムエル2:2、イザヤ43:3、14、15)
B. 神は正しい(申命記32:4、詩篇89:15、97:2)
C. 神は義(詩篇145:17)
D. 神は裁く(詩篇50:6、96:10、13、イザヤ33:22)
E. 神は不信心な者に怒りを現される(ローマ1:18)
F. 神は悪を見るにはあまりに聖い(ハバクク1:13)
2. 律法 - 神の性質の反映
A. 律法は神から来る(出エジプト20:1-26、イザヤ33:22、ヤコブ4:12)
B. 律法は聖なるもの(ローマ7:12)
C. 律法は契約である(申命記4:13、23)
D. 律法は血によって成立した(ヘブル9:18-13)
E. 律法は罪の自覚をもたらす(ローマ3:20)
F. 律法は完全なもの(詩篇19:7)
G. 律法は人を完全な者にできない(ヘブル7:19、10:1)
3. 人間 - 罪人であり律法違反者
A. 罪とは律法に背くことである(1ヨハネ3:4)
B. 人間は律法違反者である(ローマ3:23)
C. 原罪-アダムから受け継いだ罪の性質(創世記3:1-6、ローマ5:12)
D. 人間の性質-私たちは生まれながらに罪人であり怒りの子(エペソ2:3)
・ 心は邪悪(エレミヤ17:9、マルコ7:21-23)
・ 霊的盲目(1コリント2:14)
・ 神を求めない(ローマ3:11)
・ 不法、不従順、不敬虔、汚れ(1テモテ1:9)
・ 不義をもって神の真理をはばむ(ローマ1:18)
・ 心と思いが空しい(ローマ1:21)
・ 神の敵である(ローマ5:10)
4. 裁き - 罪人に対する神の法的措置
A. 神は悪を裁かれる(出エジプト20:5、イザヤ11:4)
B. 裁きは律法に基づくものである(申命記29:21、ヨシュア8:34)
C. 裁きは永遠の刑罰である(黙示録14:11)
D. 裁きは神との断絶である(イザヤ59:2)
5. 和解 - 神の前における人間の必要
A. 和解は、神がご自分と私たちとの間に平和をもたらすために定められた手段である。
B. 私たちは罪を取り除かれる必要がある。
C. 私たちは神との交わりを取り戻す必要がある。
D. 私たちは神の好意を知る必要がある。
E. 私たちは神の法的裁きから逃れる必要がある。
6. 贖罪 - 和解の手段
A. 贖罪の本質は血を流すことにある。(レビ17:11)
B. 贖いの法的必要条件
C. 犠牲は傷のないものでなければならない(レビ22:19)
D. 任命された祭司による(1サムエル2:28)
E. 大祭司は律法に基づいて聖別された者でなけらばならない(出エジプト29:1-9、19-35)
F. 贖罪の犠牲としてイエス
G. 傷も汚れもない小羊(1ペテロ1:19)
H. 律法にしたがって(ヘブル9:22、レビ17:11)
I. 大祭司として(ヘブル4:14、6:20)
J. 身代わり(1ペテロ2:24、イザヤ53章、エペソ5:2)
K. 私たちのためのなだめの供え物 - イエスは神の怒りの裁きを取り除かれた(1ヨハネ2:2、4:10)
L. 神と人としてのイエス(コロサイ2:9、ピリピ2:5-8)
M. 人 - 人を贖うため(ヘブル2:14、5:1)
N. 神 - 神に対する無限で十分な犠牲(エペソ5:2、10)
7. 義認 - 贖罪の結果
A. 私たちは神の前に法的に義と認められている(ローマ3:24-26)
B. 私たちは義の衣を着せられている(イザヤ61:10)
C. 私たちは義と認められている(ローマ4:6)
D. 私たちは神の裁きから逃れている(ローマ8:1)
E. 私たちは神との交わりを回復している(1テサロニケ5:10)
F. 私たちは神との平和な関係にある(ローマ5:1)
G. 私たちは神と和解している(2コリント5:19)
H. 私たちは神の前に義とされている(2コリント5:21)
I. 私たちには神に近づく道がある(エペソ2:18)
J. 私たちには父なる神の前で弁護してくださる方がいる(1ヨハネ2:1)
ラスベガス日本人教会

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