洪水がもたらした化石と地層

聖書を信じる創造論者たち

進化論者は、世界中で見られる地層は非常に長い年月をかけて少しずつ堆積したもので、その中に含まれる様々な化石は、各地層が堆積したときに、その時代の生き物が化石となったのであると主張してきました。

ところが、聖書を信じる創造論者たちは、この考えは間違いで、実は地層は長い年月をかけて少しずつ堆積したのではなく、ノアの大洪水の際に一度に形成されたものであると主張します。また地層内の化石も、ノアの大洪水の際に形成された地層内に閉じ込められた生物の遺骸が化石化したものであると主張します。

もし地層が長い年月をかけて少しずつ堆積したのであれば、化石は絶対に形成されることはありません。化石は、大洪水のような劇的な変化の過程がなければ絶対に形成されることはないのです。なぜなら、動植物が崩壊しないようにすばやく土砂の中に埋もれ、そしてその上で温存されなければ化石にはならないからです。もし、ゆっくり土砂が堆積していったとすると、生物は化石になる前に腐敗し、分解され、骨格をとどめることはできません。つまり風化してしまうのです。

たとえば、動物が地面の上で死んだとき、それがゆっくり土の中に埋もれて、そのまま化石になることは絶対にありません。それは化石になる前に腐ってしまうからです。また魚が死んだとき、それが静かに海底に沈んで、化石になることも絶対にありません。それは化石になる前に腐敗し、分解してしまうからです。

ですから、化石が形成されたということは、生物が何らかの激変的過程によって厚い堆積層の中に「すばやく葬られ」、空気とバクテリヤから遮断され、高圧力下に置かれたことを示しています。この激変的過程として、ノアの大洪水は最も適切で有力な説明を与えるのです。大洪水は、様々の動植物を急激に「葬り去り」、その後それらを厚い土砂の堆積層内の安定した高圧力下に置いたのです。

米国ミネソタ大学の水力学の教授であるへンリー・M・モリス博士は、その研究の中で、世界の地層は長い年月をかけて形成されたのではなく、急激な土砂の堆積によって短い時間内に形成されたとして、以下のように結論しています。

「明確に区分された各層は、急速に堆積した。なぜなら常に一定の、一群の水流が働いた状態をあらわしており、このような水流状態が長く続くことはありえないからである。どの累層をとっても、各単層は急速に堆積したに違いない。そうでなければ不整合の証拠、すなわち、隆起とか浸食の期間が、異なる層との界面に認められる筈である」

つまり地層は一時代のうちに急速に形成された、と考えるべきである、と述べているのです。

たとえば、理科の実験で、ビーカーの中に水と泥を入れ、それをかき混ぜてしばらく放置すると、やがてその水の底に土砂の水平な層ができ上がるのを見たことがあるでしょう。それと全く同じように、現在の地表を覆っている地層の水平な堆積は、大洪水によって洗われた土砂が急激に堆積してでき上がったものなのです。

また地層が急速に堆積したことは、たとえば世界中で掘り出されている植物の葉の化石を見てもよく分かります。何でもいいのですが、たとえばシダ植物の葉の化石を見てみると、地層内に化石として見い出されるシダの葉は、現在地上に生きているシダの葉と全く同じ形をしています。葉の形までくっきり化石に残っています。

ここで実験をしてみます。生きているシダ植物の根を切り、数日間、放置してみます。すると、それはもはやしおれてしまって、美しい葉の形をとどめません。ところが、地層内に化石として見いだされるシダの葉は美しい葉の形をとどめています。これは地層が急速に堆積したからです。葉がしおれる間もなく、生きたまま急速に地層内に閉じこめられたからなのです。

さて、世界の地層を調べてみると、一般に地層の深い所には単純な生物の化石が発見され、上に行くに従って高度な形態を持つ生物の化石が発見されます。「下には単純・下等な生物、上には複雑・高等な生物」という原理は、ある程度まで、一般的に世界の地層に見られることです(例外もあります)。

進化論者は、このことは進化の各段階を示しているのであり、この化石の配列は生物が次第に進化発展してきたことの証拠であると主張しました。しかし、これは進化の各段階を示しているのではありません。地層内における化石のでき方は、むしろノアの時代の大洪水に関連しているのです。

創造論者は次のように説明します。まず、水には「ふるい分け作用」があります。細かいものは下に沈澱し、大きなものはその上に堆積します。大洪水の際、生物の死骸は水流によって混ざり合い、その後沈澱し、堆積していきました。そのとき一般に、細かい小さな生物は下に沈澱し、大きな生物は上に堆積していったのです。土壌細菌等の微生物を最下層に、その上に藻類や貝類などの海底生物や、その他の海生無脊椎動物などの化石が形成されていきました。魚類や両生類などは泳ぐことができたので、その上に堆積していきました。一方、鳥類や哺乳類などは海の生物より高い所に住んでいて、洪水前の雨の期間に次第に水かさが増していった時、さらに高い所へ移動していくことができました。だから、それらは海に住む生物より上の層で発見されます。また人間は、高度な移動性と、水から逃れるための知恵を持ち合わせていたので、一般に最も上の層で発見されます。

実際、今日あちこちで発見されている化石の大規模な墓において、私たちは大洪水の爪痕を見ることができます。ある所には、何百万もの数の化石が互いに積み重なり、ときには死のもがきのままを示すかたちで存在しています。それらは魚であり、哺乳類であり、ときには混ざり合ったものです。シチリアの大量のカバの骨、ロッキー山脈の哺乳類の大きな墓、ブラックヒルズ山地やロッキー山脈やゴビ砂漠の恐竜の墓、スコットランドの驚くべき魚の墓、等々です。

これらの生物が、こうした山の上などの高所に集中して集められたのは、なぜでしょうか。「創造か進化か」の著者トーマス・F・ハインズは、こう述べています。

「水が徐々に増してくる。動物たちは、高い所へ高い所へと移動する。やがて山の頂上へ群がることとなろう。そして押し流され、多数の堆積物とともに沈澱される」

このように、移動性に優れた動物たちは、水から逃れるために高所に移動していったので、高所で発見されます。したがって通常、下の層に単純な生物が見い出され、複雑・高等な生物は上の層で見い出されるという事実は、進化を示しているのではなく、ノアの大洪水の際の「水のふるい分け作用」と「移動性の高い動物は、高所へ移動していった」という事実に基づいているということが解るのです。

 

 

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